継承日本語教育 その他

オーストラリアで 子どもたちの継承語としての日本語教育に携わっています。 「寺子屋・勉強会」のことや、教育法、授業のしかた、教え方など、成功より失敗のほうが多いかもしれませんがつづっていこうと思っています。 私自身の日本語維持にもなるとよいです。

リュックの中身

今日、オージーのこどもたちの学校用のリュックの中身について話題になりました。
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そう、考えてみれば 毎日学校に持っていくばかでかいリュックの中身が、


お弁当、おやつと水筒だけ


というのは、おかしい。

夏場は特にお弁当が腐らないようにアイスパックをいれるとはいえ、大きなリュックにそれだけ?! ってやはり皆さん思ってるんですね。。。

我が子の場合は休み時間に使うおもちゃ(ポケモンカードやベイブレード)も入ります。やけに重いと思ったら図書館で借りた本ばかりつまってることもあります。

教科書というものはほとんど使っていないようで、あったとしても学校に置きっぱなしらしいです。ホームリーダーの記録用ノート(フィンランド式とかいう読書プログラムと同じものです)と算数の教材本だけ1週間に1回だけ先生に提出するために学校に持っていくだけ。スペリングは以前はノートにしていましたが、今年からオンラインの"スペリングシティ"というものになり、算数も教材のほかはオンラインのマスレティックや、マスオンラインなどになっています。小学生だから教科書など使わずにいるのでしょうか。

(私が行った高校では教科書は各自買って個人で管理していました。リュックなどはみんな使わずに重い教科書やフォルダーを腰の辺りに抱えて歩いていました。寄宿だったので昼休みに一回寮にもどって午後の授業に使う教科書やファイルを用意することもできました。

教員実習で行った中学-高校は教科書は学校の所有で授業中だけ使い授業後は教室に残さなければならないことになっていました。1日分の教科書を持ち歩くと重いし、なくすと困るからでしょうか? )

それにしても教科書が無いと何を学んでいるのかよく分からなくて親としてもフォローがしにくいです。今年になってから、次男の学校からは毎週何を勉強しているか等のお知らせがあるようになりました。やはり日本語学校も同じですけれど、家庭と学校が協力したほうがいいですよね。