継承日本語教育 その他

オーストラリアで 子どもたちの継承語としての日本語教育に携わっています。 「寺子屋・勉強会」のことや、教育法、授業のしかた、教え方など、成功より失敗のほうが多いかもしれませんがつづっていこうと思っています。 私自身の日本語維持にもなるとよいです。

2学期 第5週 寺子屋 もしもしかめよ メディスンボール

今回の全体アクティビティーは:

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*妖怪体操 M先生

 これはオージーが見たら異様な体操なんだろうと思いますが、子供たちは抵抗なく楽しんでやっています。

*音楽:「散歩」歌とリコーダー MM先生

 音符の長さと、リコーダーの指使いを特訓していただきました。ありがとうございました。

*けん玉:もしもしかめよ の歌詞について、それからけん玉検定 M先生

 M先生が歌詞を使って文法などを教えてくださいました。

  「これは寝すぎた しくじった。」を使って 動詞を 「OO過ぎた」に変形させる、など。みんなこれも楽しんでいました。

*体育:背中合わせ立ち? ボールゲーム MMM先生 (すみません、呼び方聞き逃しました)

 楽しそうにやっていました。小さい子たちは背中をぴったり合わせて立つのは難しかったようですが、それでもあきらめないでがんばっていました。

 ボールゲームは 2チームに分かれて競争。ありがとうございました。

 

クラスに分かれて授業。

 

私のクラスは:

音読:一年生の全漢字、2年生の全漢字、K先生の漢字チャレンジ10月分、漢字チャレンジ9月分

国語:出口汪さんの本から。  絵をみてその中に描いてある人たちを言葉で描写するのに自信がない子が半数。やはり、「これであってる?」と何回も聞いてきたり、友達が口にした文をそのまま書き写していたり。

ドラえもんの漫画2ページをみて その場面を文で描写する穴埋め問題では 全く見当違いの主語を入れたり。すこしこういうのを練習したほうが良いようです。

算数:スーパーエリート1年生から。 大体OKだったようですが、速い子はとても速かったです。前回速かった子たちが今回時間をかけていました。「式を書く」ということを、こちらの小学校ではあまり強調しないのでしょうか。小5くらいから学校によっては算数オリンピック(「国際」ではなくてオーストラリア国内版でしょうか?)をするようなので、式を書くのはわかっているはずなんですけれど。まだ慣れていないないようです。

カルタ:2年生の漢字チャレンジ10月分の言葉カルタ、女子クラスも授業を終えて参加してきました。結構取れていました。

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ここで6時半すぎ。。。まだできるということで、百人一首をしました。今回は人数が多めなので、読み札(絵付き)のほうを2つに分けて、2グループにし、M先生と私と交互に読みました。札に書いてあるのと読み方が違う、ということに今回初めて気が付いてくれました。