継承日本語教育 その他

オーストラリアで 子どもたちの継承語としての日本語教育に携わっています。 「寺子屋・勉強会」のことや、教育法、授業のしかた、教え方など、成功より失敗のほうが多いかもしれませんがつづっていこうと思っています。 私自身の日本語維持にもなるとよいです。

2学期 第5週 土曜学校

K先生クラス 担当A 日直B君

音読:松永式 古事記 「天地はじめて」 タイムはかりました。


音読:1年生全漢字・二年生全漢字


音読:10月漢字チャレンジ


漢字:今まで習った漢字の一覧。


発表:C君 作文: 10個の指定した語彙を使ってお話をつくること:これは指定した言葉ではありませんが、「首をしめる」などいろいろ書いてくれた表現は良かったです。読み間違いがちょっとありました。でも上手です、書いてきてくれてありがとう。


四字熟語:音読と意味について。D君は意味もよく知っています。E君も意味をかなり理解しています。

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教科書:漢字の読み方について音読。上と下の漢字の色々な読み方は、まだ定着していないようです。今度カード作ります。


教科書のお手紙を、役に分かれて音読。あまり感情は入っていませんでしたが、長いお話をよく読んでくれました。考えてみるとかなり声に出して読んでいます。その後 読解クイズ。 作者「アーノルド・ローベル」の名前を正しく発音できない場合もありました。なぜかアーノルド・ロベールになったりしていました。


なぞなぞ:なぜなにランキング2年生の最後の問題。蛙がどれだけ跳ねることができるかという質問で上級生二人が不正解でした。なぜでしょうね。10メートルも蛙がとんだという記録もあるそうです。


算数:スーパーエリート1年生の復習3から先週間違えた文章題3問を再テストしました。D君は問題ありませんでしたが、また今回も2番目と3番目の問題を理解できない子が3分の1ほど。E君は単純な計算ミスで3番が不正解でした。F君は問題の読み間違いで、時間でなく時刻を答えて不正解。

 

今回式をかくことはみんな理解できた問題のところではちゃんとやってくれたようです。でも、全く同じ問題で2回目なのに問題を理解できていない子が二人。そういう子に限って、まだ図を描いて解こうとしてくれません。問題を読んで理解しようとすらしていないようでした。読んでもわからない、と決めつけて、手をつけられずギブアップしていたので結局その二人にはホワイトボードに書いて解説。

 

カルタ:10月分の漢字チャレンジの語彙

 

それからM先生クラスと合同で、水習字をしました。指導してくださってありがとうございました。まず「一」の筆の入れ方、止め方など。 かぎや点も。最後に「国」を何回か書いて終了。左利きの子供たちにはかなり難しかったようです。

 

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宿題:作文(指定した10個の語彙で)。
または、サザエさんの4コマ漫画(2つ)を見てそのお話をそれぞれ文章にすること。これには抵抗があるようで、「それなら作文のほうをする。」という子が二人いました。