継承日本語教育 その他

オーストラリアで 子どもたちの継承語としての日本語教育に携わっています。 「寺子屋・勉強会」のことや、教育法、授業のしかた、教え方など、成功より失敗のほうが多いかもしれませんがつづっていこうと思っています。 私自身の日本語維持にもなるとよいです。

中学生からの継承日本語教育

土曜学校は、今年で開校10周年となりました。当初数人で集まり、州政府の補助により立ち上げることが出来たわけですが、もう10周年とは、時が経つのは早いものです。みんなが頑張って来たかいがありました。今や規模も大きくなり、プログラムも充実していると思います。

寺子屋は初めてから今年で4年目です。日本語と文化のレッスンをすることができ、同じく継承語を学ぶ友達との交わりもあり、その上ホリデー中の特別活動でお料理やいろいろなことも学べ、本当に感謝しています。

でも、来年ぐらいから寺子屋の私のクラスは中学、高校生が殆どになります。寺子屋はみんなが集まりみんながそれぞれ貢献することでいろいろな面で日本語を学べるのですが、子どもたちの年齢差が大きくなると上級生達にはまた違うプログラムをすべきかなともおもいます。なので来年から上級生たちは寺子屋で違う学びを続けるのか、それともいっそのこと寺子屋は次世代(?)に譲って、自宅で上級生数人で集まって学ぶ形に変えるか、考慮中です。その場合、ホリデーの時には上級生も寺子屋に参加して手伝ってくれれば良いなと思います。


今日のシドニーの夕暮れ、出張で一日だけ行きました。電車で片道2時間半は辛かったです。[f:id:NewcastleTerakoya:20160512020918j:plain