継承日本語教育 その他

オーストラリアで 子どもたちの継承語としての日本語教育に携わっています。 「寺子屋・勉強会」のことや、教育法、授業のしかた、教え方など、成功より失敗のほうが多いかもしれませんがつづっていこうと思っています。 私自身の日本語維持にもなるとよいです。

1学期 第3週目 土曜学校

この日は出勤のためS先生に教えるのをお願いしました。生徒は2人だけでしたけれど、楽しくクイズなどもしていただいて、ありがとうございました!

 

土曜日も木曜日も保護者が「先生」であり、クラス分けも細かくして、ある程度能力別になっているために教えられる保護者はほぼ全員「先生」をしており、欠席しなければならない時に代わりの先生がほとんどいないことになります。小さい子のクラスでは、3人で交代で教えたりできているようですけれど、上級生の場合「先生」の確保というのは問題です。 もっと学費を高くすれば「先生」を雇うことができるのでしょうか。幼い子供がいない日本人で車を一人で運転できて週末にただ同然で子供たちを教えてもいいという人は 滅多にいませんし。(今までに一人だけそうしてくださった女性がいました。)

 

大抵は保護者は自分の子供のいるクラスを教えているものですから、結局 子供たちのことを理解している保護者が子供たちに合った内容で教えられるのが私たちにとっては一番良いのだろうとは思います。けれど やっぱり毎週2回はつらいなあと思うときもあり、用事があって教えられないときは代わりを頼まなければならない先生に申し訳なく思います。

 

来週は私のクラスはK先生にお願いすることになります。S先生、K先生、とっても感謝しています。