2017年 春休み 寺子屋ホリデー特別活動: カレーライス、きんぴら、キムチ、お泊り
寺子屋は事実上活動停止となってしまっていますが、K先生のお声がけで、ホリデー中に大人はとりあえず集まってキムチを作ろうということになりました。
そこから、晩御飯を一緒に食べよう、お弁当を持参するのが1番楽だけれど久しぶりだから頑張って子どもたちにお料理をさせてあげよう、ついでに少しゲームとかもやろう、ビデオを一緒に観てみよう、遅くなりそうだからお泊りできる人は一晩おとまりしてみよう、ということになりました。
子供が今回初めて気がついてびっくりしていたことは、適当にやっているようでも影で皆が計画を練っているということです。寺子屋ホリデー特別活動の為にグーグルのスプレッドシートで参加者(大人何人、子供何人)、道具の持ち寄り分担、材料の持ち寄り分担、買い出し分担などを振り分けして大抵はM先生が管理してくださっています。買い出しした人はレシートを提出して、当日の参加人数から各家庭いくらか算出してみんなでお金を支払います。あと、使わせてもらっている教会ホールの使用料ということでゴールドコイン($1又は$2) も集めます(大した額にならないのでそれで使用させてくださっている教会にはとても感謝しています)。"ただなんとなく適当に持ち寄ってやっているのかと思った!色々ありがとう!"と息子に言われました。いつかは彼らも自分たちでコミュニティイベントをできるようになってほしいです。
当日は大人11人、子供21人の大人数で楽しく活動することができました。
今回はお料理がメインということになりましたし こどもたちも自分たちで勝手に遊ぶことができますが、一応アクティビティを用意しました。
子供たちのアクティビティ:
1.蓮根についての話と、きんぴら蓮根づくり。
先日シドニーに遊びに行った際に青果市場に行く機会があり、そこで蓮根を買うことができたので。生の蓮根の量が足りなかったので、韓国食料品店で冷凍スライス蓮根を用意しました。
蓮根は生のものを見たことがない子達がほとんどでした。
2.チームビルディングのサイトより幾つかのゲームを選びました。このサイトから:
http://www.ventureteambuilding.co.uk/team-building-activities-for-kids/
説明以外は中1の息子に任せました。
あ) カテゴリー
どっちが食べたい?アンパンか納豆。
好きなのは、いぬ?ネコ?などの質問をして、部屋の違う場所に分かれるゲーム。
焼き鳥を知らない子が数人いました。お手伝いをするなら、皿洗いか洗濯物か、という質問では大多数が皿洗いを選びました。(お家でもお皿洗いをしてくれてるといいです。)
い) サメ。さめ!と叫んだら安全な島(マット、エリアをだんだん小さくしていく)に逃げる、みんなが助かるように協力する、ハズでした。結局追いかけっこになってるだけだったような。。。
う)ドッツ。おでこにカラーシールを貼って、言葉を使わずに同じ色のシールの子どうしグループを作るというもの。一人ずつシールを貼っている間に子供たちは赤はこれ、黄色はこれ、など、ジェスチャーのシグナルを作り上げてあっという間にグループを作っていました。
え) 目隠しレース。二チームにわかれ、一人が目隠しをしてもう一人がサポート役で声をかけて目隠しをしたメンバーを目的地まで誘導していき、目的地でお目当ての物を手探りで探して手に掴んでまたスタート地点にできるだけ早く戻るゲーム。準備が面倒だったのですが、これが一番メリット大きかったかなと思いました。
お玉杓子の説明をして、お玉、オタマジャクシのはなし。それから味噌こし、計量カップ、升(一合ます、一合がら180mlであることなど)、しゃもじを見せて名前を覚えてもらいました。多分もう忘れているとは思いますけれど… これは皆一生懸命に名前を覚えようとしてくれました。
3回やりましたが、1回目で早くも目隠しをした子が急ぐあまりにテーブルにぶつかって鼻血が出ました。(-_-;) サポートの子とのコミュニケーションが大事なゲームですね。
きんぴらも、カレーも上手にできました。
食事後にデザートを食べ、DVDを観てからお泊りしない家族は帰宅しました。泊まったのは大人4人と子供12人。床にマットと寝袋だったのと、いびきや寝言、それから夜行動物の出す音のせいであまり眠れなかったひとがほとんどだったみたいです。でも、楽しかったです。
次の朝は残りのカレーと、おにぎりとお味噌汁を食べてから片付けて皆うちに帰りました。
毎学期末かお休み中に一回は(お泊りなしの)集まりができたら大人も子供達も楽しいかなと思います。